【参加レポート】『大熊・双葉環境まちづくりミーティング』への参加

· 活動レポート

【大熊・双葉環境まちづくりミーティング】のワークショップ

小山龍介准教授の声掛けにより、事業構想ネットワークのメンバー計7名が、【双葉町、小熊町町おこしプロジェクト】のワークショップに参加しました。大熊町・双葉町は、原発事故の放射性物質の飛散により、9年間において、立ち入り禁止にされていましたが、今年2020年の春から、ようやく、一部の地域に対する避難指示が解除されました。

この町おこしプロジェクトは、上記の両町に、移住・定住を促進し、交流人口を拡大する目的で、環境省主催で推進される復興事業になります。除染土壌や廃棄物等の中間貯蔵施設が、当該両町に整備されることが決まり、両町の復興事業は、環境省のバックアップの下で行われることになりました。

今回のワークショップは、この壮大なプロジェクトの将来像(ゴール)を決めるために企画されたもので、ビジネスモデルの講義を担当されている小山准教授が、ご自身の会社で受注し、我々事業構想ネットワークメンバーに声かけてくださいました。ネットワークメンバーは、ワークショップのファシリテーターとして参加しました。ワークショップは、計3回、現地(双葉町、大熊町)とオンライン(ZoomとMiro)双方で行われましたが、参加者には、元住民の方以外、県外の方も大勢参加されました。参加者の年齢層も、職業も、バックグランドも多岐にわたり、大変活発な雰囲気の中で、多彩なアイディアが出されました。

ワークショップ初日に、環境大臣小泉さんによるプレゼンが行われたり、現場の様子が、FNNニュースや福島テレビに取り上げられたり、今回のネットワークイベントは、普段の仕事や学校の講義では、なかなか出会えない大変貴重な機会だったと思っています。