[運営レポート] 事業構想ネットワークはなぜ2カ月で100名も集客できたのか①

· 活動レポート

5月23日、19時より 事業構想ネットワーク第2回ミニカンファレンス「ウィズコロナ・アフターコロナの事業構想Part2」 が開催される。

振り返ると、3月21日、小山先生主催にて初めてこのネットワーク(以下NW)が開始、4月4日に初めてコアメンバーの会合が開催されてから1カ月もたたず、4月29日に第一回カンファレンスで約60名を集客、明日は、約40名が集まる。

立ち上がったばかりの組織が2カ月で100名もの集客を実現した。特筆すべきは、この組織の会合はすべてオンラインなのだ。そう、そもそも我々コアメンバーは発足以来、直接会ったことがないのだ。

そんななか、なぜ、この短期間で、100名を集客するイベントを開催するまでの組織になったのか、その貴重な体験を記録に残すべく、①組織の観点、②利用してきたツールの観点から振り返りたい。

今回は、①について、「マッキンゼーの7S」フレームワークに沿って、我々の組織をハード面、ソフト面から振り返ってみたい。

ハード面から見た振り返り

戦略

戦略と呼べるものはなきに等しい。基本的なスタンスは、小山先生が「旗を立てる」、コアメンバーが「その旗に向かって突き進む」というスタンスだ。

最近は、コアメンバー自身が、目先のイベントをピン止めし、詳細は後から考えるというスタンスだ。例えば、「コロナの鮮度が落ちない5月中に第2回のカンファレンスを実施する。日程だけ先に決めて、あとは突っ走る」感じだ。

システム

定例会を毎月第一の土曜日に開催する。当然オンラインだ。それ以外は、「Slack」というアプリを使ってやりとりを行う。完全にやりとりがオープンであるうえ、「カンファレンス」や「情報発信」など、プロジェクト毎に、細分化されたハコのなかでやりとりが可能だ。

実は、わたくしコアメンバーに参加するまで、正直「Slack」というアプリを使ってやりとりをしたことがなかった。当初小山先生からアプリへの招待が飛んできたときは、これでどうやりとりするのか全くイメージが湧かなかった。が、今となっては、これ以上便利なコミュニケーションツールはないとまで思っている。

組織構造

役職も権限もない、超フラット組織だ。

そのため、皆が納得するまで議論をする。それぞれ異なる業界や立場のメンバーとのやりとり。専門用語で煙に巻くのは通用しない。相手に通じる言語で、論理的に説明しなければ、合意形成はできない。そして、ZOOMの打ち合わせは終電がないので超危険。5月の定例会は20時から3時間にも及んだ。

結論

できたてほやほやの組織で「ハード」とまで仕組化されたものは少ないが、やはり、この短期間でこの組織を前に進めてきたのは、小山先生というバックボーンはもちろんだが、志高いコアメンバーの推進力が欠かせない。

やりとりを重ねるうち、コアメンバーのなかで、「イベントの日時を先に宣言して自分たちを追い込む」やり方が割と上手くいく、との勘所を掴んできたのが大きい。

あとは、オンラインによる制約も重要な要素だと感じる。時間が限られる、空間が限られるという制約条件下、一回一回の会合で、準備した資料でイメージを共有化し、なんとか合意形成して前に進める、という意識が無意識のうちに効果を発揮したのではないかと考える。

次回以降で、ソフト面や、ツールにも触れていきたい。

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