[運営レポート]オンラインホワイトボード「Miro」を使ってみよう!

· 活動レポート

運営メンバーの成田です。今回は、オンラインホワイトボード「Miro」の利点について書きたいと思います。ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、このツールは、ブレインストーミング(以下ブレスト)をオンラインで実施する場合に凄く役に立つツールです。

ざっくり言うと、「Miro」ではオンラインのホワイトボード上に、付箋を貼ったり、アイデアのグルーピングを行ったり、そのままコメントを書き込んだりできます。

事業構想ネットワークでは、4/29の第一回(約60名参加)、5/24の第二回(約40名参加)のカンファレンスのなかで、「Miro」を使ったグループワークを行いました。そこでの活用例を中心に、リアルでのブレストと比較しながら、紹介していきます。

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第一回のカンファレンスでのグループアウトプット事例

Miroの利点と課題

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複数のグループが同時に作業できる

第一回カンファレンスでは、約60名の参加者を12のグループに分けて、「ウィズコロナ・アフターコロナの事業構想100のアイデア」をテーマにブレストを行いました。

ZOOMのブレイクアウトルーム機能で時間を設定し、グループ分けを行ったうえで、「Miro」を使ってアイデア出しをして頂きました。同じ仮想空間上で、同時に複数のグループが作業を行うことができます。カンファレンスでのアウトプットは圧巻でしたね

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第一回カンファレンスでの全体アウトプット結果

視認性の高さ

上記に繋がりますが、同じ仮想空間上で、同時に複数のグループが作業できるので、作業完了後、同じホワイトボード上での「見える化」が可能です。

例えば、実際の仕事の場面で「新規事業について考えなさい」、という場面に出くわしたとします。実際のブレストでは、わざわざ会議室を予約して、集合して、様々な意見をホワイトボードに拾っていく。そして終わったら資料に落とす、といった作業が必要となります。

「Miro」を使えば、仮想空間上のホワイトボードに付箋を貼ったり、コメントを書き込んだりできます。うまく整理できれば、そのまま資料として利用できます(「Miro」に対するリテラシーを上げておく前提にはなりますが。。。。)

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第二回カンファレンスで利用したフレームワーク

管理のしやすさ

仮想空間ですので、ホワイトボードを消したり、付箋を配ったり、ゴミを拾ったりする必要はありません。そのまま保存しておくだけです。作業終了後にブラッシュアップも可能です。

作業をすぐに始められない

一つ難点があるとすれば、リアルと違って「Miro」を作業開始するまでに時間がかかるという点です。データ量が多いため仕方がないですかね。改善を期待したいところです。色々紹介しましたが、在宅勤務や、オンラインでの作業において、「Miro」は使えます。「百聞は一見に如かず」。とにかく、触ってみましょう!