満席となりました。
夏と冬の年2回行っているNUCB事業構想ツアー(NUCB小山ゼミと共同開催)ですが、今年の夏の開催地は、金沢になりました。
テーマは、「文化とイノベーション」。文化について深く知ることによって、イノベーションの多様な切り口を得ることができる。特に、ミラノ工科大学が提唱する「意味のイノベーション」のように、機能や効率ではない、ものごとの意味そのものを問い直すようなイノベーションをおこすには、文化への深い理解がなければなりません。
金沢は、加賀宝生と呼ばれるように、宝生能楽のメッカです。宝生流能楽師の佐野登先生による能楽ワークショップを交えての、文化に深く触れる時間になるはずです。
ぜひご参加ください。
※現地集合、現地解散となります。宿泊先も、原則として各自が手配して参加するもので、いわゆる旅行業として行うものではありません。
※新型コロナの感染状況によって中止になるケースもあります。実施の場合も、新型コロナウイルスへの感染対策を行った上で実施いたします。参加者においてはワクチンを接種しての参加が望ましく、38度以上の発熱など、新型コロナの感染が疑われるような状況での参加は厳に慎むようお願いいたします。(2021年7月1日現在、石川県の感染状況は「ステージ1(感染要注意)」となっています。)
概要
参加資格 NUCB在校生・修了生
申し込み koyamaアットマークnucba.ac.jp(アットマークを「@」に変換ください)まで。題名に、NUCB事業構想ツアー参加希望と書いた上で、お名前と在校・修了のコースと期をお知らせください。
定員 10名(満席となりました)
費用 (交通費、宿泊費、飲食代を除き)7,000円程度(入場料、会場費、現地での交通費などの目安)
スケジュール
2021年8月7日(土) 金沢が生んだ哲学に触れる
12:00 金沢駅 現地集合
13:00−14:00 近江町市場にて昼食
14:00−16:00 鈴木大拙館
「建築は、「玄関棟」「展示棟」「思索空間棟」を回廊で結ぶとともに、「玄関の庭」「露地の庭」「水鏡の庭」によって構成されています。この3つの棟と3つの庭からなる空間を回遊することによって、来館者それぞれが鈴木大拙について知り、学び、そして考えることが意図されています。」 設計は谷口吉生氏。
16:00−18:00 西田幾多郎記念哲学館
金沢より北に20km。 かほく市が管理運営する、日本で唯一の「哲学の博物館 Museum of Philosophy」。安藤忠雄設計の思索の空間。
18:00-20:00 夕食
20:00−22:00 「文化とイノベーション」に関するディスカッション
8月8日(日) 古典芸能に触れ、日常を再考する
10:00−12:00 能楽ワークショップ@金沢能楽美術館
能楽という日本古来の文芸と身体パフォーマンスの融合したアート表現に触れます。
13:00-15:00 金沢21世紀美術館 特別展「日常のあわい」鑑賞
「2020 年初頭から始まった新型コロナウイルス感染症の流行は、発生から1年以上がたった現在も収束の兆しが見えないままです。世界中で人々の日常はすっかりその姿を変えてしまいましたが、日本はもとより地震や台風などの自然災害が多く、いつ日常が脅かされるかもしれない不安や緊張と隣り合わせで過ごしてきた人も多いでしょう。本展覧会は、私たちが意識せざるをえなくなった「日常」について、今一度見つめ直すものです。」(金沢21世紀美術館ウェブサイトより)
15:00-18:00 フリータイム(希望者をつのり、文化観光ツアーを行います)
18:00-20:00 夕食
20:00-22:00 「伝統文化を現代にどう活かすのか」に関するディスカッション
8月9日(月) 金沢の生活文化に触れる
10:00−15:00 フリータイム
15:00 現地解散